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≪研究会の紹介≫
この会は、平成元年(1989年)から続く任意団体です。最大の特徴は、いろいろな立場のいろいろな職種の人が、理事を務め、会員になっているということです。奇数月の第一月曜日に定例理事会を開き、高知県下のリハビリテーションに関係する様々な課題を取り上げ、そして各種の委員会活動や研究大会を通じて解決策を検討し、実践する組織です。理事紹介の顔ぶれを見ればわかるように、それぞれがその領域での顔とも言うべき存在の方たちが多く、他の各種団体の会長や理事などを務める方もいて、その実践力はこれまでにも十分に発揮されています。また行政・民間の各現場で実践するのみならず、2002年~2006年には高知県から高知県地域リハビリテーション支援センターの指定を受け、県からの委託事業・補助事業も行っています。
世の中を良くするには、法律に則って広く枠組みを作る行政の力だけでは隅々まで十分に行き届くような活動は実践できず、一方、実動部隊とも言える各現場の人たちだけでは全体に広く行き渡るような対策を検討し実践するのも困難です。県行政とも意見交換会を行い、双方の役割を確認し、必要かつ可能なことは実動し、それぞれの現場だけではできないが広く連携が必要なことは行政に政策提言をする、そういう手法でこれまでも活動を続けてきました。
また、障害を持たれた方が理事として数名います。専門職の議論だけでは見落としがちな意見を発信し、本当に必要なものは何かを絶えず追求しています。
地域リハビリテーション活動を展開し、障害を持った人や高齢者やその家族がいきいきと暮らすことができるような地域づくりをこれからも行って行きます。
日々悩んでいる現場のことや制度などについて、変革し、あるべき姿の実現を目指したい方には、どうぞ会員となって頂き、その声を高知県リハビリテーション研究会の活動に反映させてください。

会長 宮本 寛

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